精霊の加護によって栄えたエランティーヌ王国では、精霊の愛し子である先代聖女が亡くなってから加護が弱まっており、国を挙げての聖女探しが行われていた。幼い頃に両親を亡くした貧乏男爵令嬢のアニエスは、聖女探しに興味もなく、唯一の家族である弟と爵位を守るために薬師の仕事に励む毎日。 ある日、幼少期から連れ添っていた花の精霊・リップルから、アニエスが"精霊の愛し子"であることを告げられ大パニック!?さらに、聖女になると第二王子と結婚させられ、大聖堂に軟禁状態の生活を送ることになるらしく――。弟のために家を離れられないアニエスは「誰かと結婚してしまえばいい」とひらめき、幼馴染の騎士団長・ディカルドに相談すると「俺がお前を貰ってやる」と突然プロポーズしてきて――…!?