親愛なる故人のために、葬儀用ケーキを作るパティスリー「煉獄堂」。煉獄堂を訪れるのは皆、愛する者を失った客人たち。主人のマゴは、客人らが語る故人との記憶や生前の思い出を、丁寧に書き留めていく。愛した人が長い道中疲れないように痛くも苦しくもないようにかの地でひとり泣いたり寂しがったりしないように亡者の旅路が無事であることを願い、マゴは幽霊助手のミロとともに、真心を込めて世界にひとつだけのケーキを焼き上げる。
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